制度と仲間に支えられ 「なんとかなる!」

デジタルチーム 奥田美奈子(2001年入社)

 子育てをしたり、家族の介護をしたり。そんな家庭での役割を果たしながらも、働き続けることはできるのか―。仕事選びをする上で、とても気になることですね。

 経済部の記者だった20代。私は子どもを産んだら、もう記者は続けられない、限られた仕事しかできないと思い込んでいました。

 のちに30歳で1人目の子どもを産みました。実家は遠方で、夫は夜遅く帰宅する仕事。これはやはり大変なことになる…と、身構えたのを覚えています。

 ただ始まってみれば、会社の制度と仲間が助けてくれました。夜間・休日の業務が免除され、在宅勤務が認められる制度を利用。職場では「6時帰りよね?」「後は任せて」と何度も声を掛けてもらいました。

 子育て期で心配なのは、子どもの病気など突発的なトラブルでしょう。仕事を休まねばならない日が続き、有給休暇の残数を気にしたことも。その後、子の看護のための特別休暇があると分かり、胸をなで下ろしました。

 働き続けて40代になり、会社の研修制度を使ってウェブデザインの専門学校へ。いまは取材・執筆からウェブページ制作までを手掛け、充実した日々です。どんな働き方ができるのか不安に思っている皆さんと、20代の私に「なんとかなるよ!」と伝えたいです。

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