JOB-仕事を知る-
中国新聞社には、さまざまな仕事があります。あなたがやってみたい職種はどれでしょう。
記者職
「WHY」を浮き彫り 分かりやすく
取材記者は朝刊や中国新聞SELECT、「中国新聞デジタル」向けに記事を出稿します。一口に取材といっても、起点は記者が独自で見つけた問題や、行政や企業の発表、警察や消防からの事件事故、火事の連絡、LINEなどで編集局に寄せられる読者の疑問や不満などさまざまです。デジタル向けに速報を出稿したり、入念に取材して連載企画を担当したり、正確で素早いニュース、読者の興味を引くニュース、深掘りするニュースを常に心掛けています。
取材記者は「書く」以上のことを「聞く」仕事です。下調べやアポ取りなど事前の準備が必要なケースもあります。さまざまな角度から質問、検証、時に先輩や同僚に相談し、その出来事の背景に何があるのか、「WHY」の部分を浮き彫りにしていきます。携帯電話やカメラが貸与され、現場では写真や動画も撮影します。
広島本社の編集局では、社会や経済、文化、運動など大枠で担当が分かれますが、人数が限られる支社総局、支局では1人がより広い分野を担当します。支局長だけという単独支局もあります。「毎日、地域の日記を書いている気がする」。中山間地域の単独支局の経験者の言葉からも、地方紙の記者は地域や読者により近い存在であることが分かってもらえると思います。
編集記者は、パソコン上で原稿に見出しを付け、紙面をレイアウトします。国内外から次々と届くニュースを紙面という器に盛り付けるイメージです。原稿を読み込み、7~10文字程度で見出しを考えます。短い文字数の中でも、ニュースの本質をしっかり捉え、分かりやすく表現する言葉選びのプロといえます。罫線ひとつでもこだわりがあります。
映像記者は、カメラマンとして事件や事故、スポーツの試合などの撮影に加え、原稿を書くこともあります。当社の特徴としてはカープ、サンフレに代表されるスポーツ取材が多いことが挙げられます。また中国山地を抱え、瀬戸内海にも面し、四季折々の表情を切り取る機会も多いです。またドローンを使い、低空からの面白いアングルにも挑戦しています。
ビジネス総合職
暮らしを豊かにする「地域の応援団」
新聞社を収益面で支える仕事です。中国新聞は地方紙有数の発行部数を誇ります。販売部員は、中国地方にある販売所とつながり、ともに販売促進策を考えたり、経営や労務の相談に乗ったり、コンサルティングの役割を担います。毎朝、各家庭に新聞をお届けしている配達網は社業を支える生命線でもあり、各所長とともに中国新聞のファンを増やすべく日々、奮闘しています。
広告の営業部員は、紙面やデジタルに掲載する広告を獲得したり、広告と連動したイベントを企画したりしています。飲酒運転ゼロプロジェクトや、コロナ禍で全国大会が中止になった高校球児を励ますメッセージ&Tシャツプレゼント企画を展開し、多くの協賛社を得ています。待っていて広告が入る時代ではありません。アイデア勝負で、デジタルも意識し、地域や読者の暮らしを豊かにする「地域の応援団」を自負しています。
デジタル時代の真っただ中、当社もデジタル展開を強化し、これまでHP「中国新聞デジタル」の刷新や、広島東洋カープ唯一の公式アプリ「カーチカチ!」の開設などに取り組んできました。デジタル事業は販売、広告に続く、収入源として成長軌道に乗ってきており、部員も「伸びしろしかない」と鼻息荒く、さまざまなチャレンジを重ねています。より経営を安定させるため、資産運用や経理を手掛ける人材も募ります。
メディアエンジニア(技術総合職)
紙とデジタルの情報発信 技術で支える
「中国新聞デジタル」や「カーチカチ!」の改良、新たなサービスの開発に手腕を発揮しています。読者の興味を引く見栄えのいいデザインやグラフィック、使い勝手の良い機能など、まだまだ改善の余地は多く、アクセスした読者の特徴など踏まえたデータ分析ももっと深めたいと考えています。当社は、原爆・平和報道や地域ネタ、カープ、サンフレに象徴される地元スポーツなど、この地域でどこよりも強い取材網と優良コンテンツを有しており、どう広く、効果的に発信していくかが今後の成長の鍵を握ります。全社的なデジタルメディア戦略にも目を配りながら、DX(デジタルトランスフォーメーション)のけん引役としても活躍してもらいます。
また、新聞が読者の皆さまに届くまでのあらゆる工程のシステムやデジタル発信を技術面で支えています。AIなど最新テクノロジーを活用するための研究も行っています。
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