
防長本社編集部
堅次 亮平
2018年入社
地域の横顔 伝え続ける
2024年春に防長本社編集部に赴任し、山口県政担当として行政や政治の動きをウオッチしています。知事や政治家のちょっとした発言がニュースになることもあり、日々気を抜けません。自民党総裁選や、衆院選、参院選など国政の動きを地元の視点で取材することもあります。
この1年は選挙取材などの合間に、美祢市の秋吉台、戦後の引き揚げ開始から80年を迎えた長門市の仙崎港など、県内各地を興味の赴くまま取材しました。担当の枠にとらわれずに幅広いテーマに関わることができるのは、支局で働く醍醐味です。
2018年に入社しました。東広島総局や本社の県警・司法担当で、警察や裁判、行政、経済、大学などの分野を取材しました。
印象に残っているのは広島県警の担当だった2023年のG7サミット取材です。全国からの派遣警察官が増える街の姿を見たまま紙面に記録し、交通規制では具体的に市民生活にどのような影響が生じる可能性があるのかを取材に基づいて具体的に伝えました。警備上の理由で警察からの詳細な発表がない中で、市民や読者に心の準備をしてもらうためにはどう伝えるべきかを上司や先輩記者と試行錯誤しました。
喜びや悲しみ、課題など、地域のさまざまな横顔に触れられるのは地方紙記者の仕事のやりがいだと思っています。自分がどう感じ、何を伝えられるのかを、これからも模索していきたいです。






