「もっと読みやすく」文字の拡大

中国新聞は、読みやすい紙面をつくろうと、文字を拡大してきました。
現在の文字は2014年2月から使っていて、鉛の活字時代から数えて7代目です。初代の文字の面積を100として比べると、229.9%大きくなりました。
5、6代目(2008~14年1月)の紙面では1段の1行に10文字並べていました。7代目では文字を縦に3.3%拡大しましたが、大きくするだけだと1行に入る数が減って、目線を上下する頻度が増えてしまいます。
その負担を少なくするために、それまで1ページを15段(1段≒縦3.4㎝)で構成していた紙面を12段(1段≒縦4.3㎝)に減らし、1行を12文字にしました。

※初代の文字の面積を100として比較したイメージです

同時に、幅広い年代に読みやすいように、従来よりも肉太でくっきり見えるユニバーサルデザイン文字を導入しました。

新聞用に開発された字体で、幅広い年代に読みやすいよう文字の線が肉太になりました。濁点と半濁点で特に顕著で、判別しやすくなりました。